12月11日(土)

以前、このブログにも登場してくれた大学時代の同級生、早川君が引退を発表しました。以下に紹介するのは本人のブログでのコメントです。

どうも。
みなさんにご報告があります。
早川知伸は、現役を引退することに決めました。
プロサッカー選手になって、11年。
思い残すことは、ありません。
最高な選手生活でした。
プロデビュー戦は、浦和レッズVS鹿島アントラーズ。
忘れもしない、2001年９月22日。
延長戦で大ケガをしました。
非常に辛い思い出ですが、今でも鮮明に覚えています。
浦和レッズを戦力外になった際に、すぐ横浜FCが声をかけてくれました。
最初は、試合に出たい一心で横浜FCに来たものの、なかなかうまくいかなかった事も覚えています。
それから、３年後。
あの奇跡が起こったのです。
2006年のJ1昇格でした。
僕のプロサッカー人生で最高の時でした。
そして、2007年のJ2降格。
しかし、開幕戦では、浦和レッズと埼玉スタジアムで戦えたことは、本当に嬉しかったです。
そして、マリノスとの横浜ダービーでゴールした事は、本当に嬉しかったです。
ただ、本当に大変で苦労した１年だったと思います。
2008年、１年でJ1復帰を目標にしていたものの、キャンプでの怪我が長引き、出場機会が減り、辛かった事がありました。
しかし、僕にとって転機となる出来事がありました。
ジェフへの移籍でした。
シーズン中であったけれど、迷わず即答した事を覚えています。
残留するために、自分の力を必要とされて行くことが出来たことを本当に幸せに思いました。
微力ではあったけど、奇跡の残留ができ、なおかつ素晴らしい経験をさせてもらった事は、僕の身体に刻みこまれています。
そして、2009年。
横浜FCに復帰した時に、ジェフサポーターから温かい言葉をたくさん頂き、なおかつ横浜FCからは大歓迎されました。
本当に幸せでした。
2009年は、今まで経験のしたことのない苦しい船出となりました。
しかし、横浜FCはバラバラになることなく最後までやりきりました。
自分の中では、充実感のあるシーズンになりました。
そして、2010年、今年。
キャンプから怪我で出遅れたものの、チームは、開幕から３連勝、そして４連敗・５連敗と浮き沈みが激しいシーズンでした。
そして、アウェイのジェフ戦ではフクアリでメンバー紹介の際にたくさんの拍手を頂いた時は、本当に幸せでした。
怪我の具合が良くなり、中断明け以降、出場機会が増え、チームも安定して力を発揮できたのは、僕だけの力ではありませんが、チームに貢献出来ていると思いました。
そして、ホーム最終戦では結果は伴わなかったものの、あんなにたくさんの方々から見送られるなんて思ってもいませんでした。
最高に幸せな時間でした。
11年間の思い出は、一生忘れる事がないと思います。
このような素晴らしいプロサッカー人生を送れた理由として、僕に携わる全ての人々に支えられていたのだと痛感しています。
両親・嫁・息子たちを始め、恩師である先生方、様々なクラブ関係者、そして一緒になってボールを蹴った仲間達、そして、僕を応援してくれたサポーターの皆さん。
『本当にありがとうございました。』
まだまだ人生は、これからです。
今後、どんな道に進むか分かりませんが、自分らしく進んで行きたいと思います。
また報告します。
では。
P.S. 今朝、起きてから、息子たちと嫁から、折り紙で作ったメダルと手紙をもらいました。
涙が…止まりませんでした。


このブログに寄せられていたコメントも読みましたが、横浜FCだけでなくジェフのサポーターからもたくさんのメッセージがありました。多くのサポーターに愛されていたんだなあと、同級生としてとても誇らしく、嬉しい気持ちになりました。本当にお疲れ様でした。また、富士に遊びに来て下さい。　池谷

1年生大会　最終戦　＠裾野Eグランド
VS　STIRORE　　２－０