10月18日（月）

　静岡県も高校サッカー選手権シーズン。現在、勝ち残った16チームが4ﾁｰﾑ・4ｸﾞﾙｰﾌﾟに分かれて、2次ﾘｰｸﾞが行われており、一昨日と昨日でリーグ戦の２試合が消化された。残り1試合を残しながら、連勝し決勝トーナメント進出を決めたチームもあるし、2連敗して先への望みを断たれたチームもある。高校サッカーは、中学時代に指導で関わった選手が、特に高校３年生の最後をどう飾るかが気になる。昨日、中学時代から高校３年生までずっと第2、第3のＧＫだったフウタが、ﾘｰｸﾞ第１戦で正GKが退場処分で出場できないかわりに先発し、活躍して見事勝利を飾ったというニュースを聞いた。フウタの中学時代は、ＧＫのわりに背がちっちゃくて、ぽっちゃり系で、センスはあったけど、決して運動能力も高くない。ガツガツ努力するタイプではないけれど、サッカーが好きで、試合に出れなくてもくさらず、６年間ずーーとコツコツとやってきた事が花開いた。続けて努力しても実らないこともあるかもしれないけれど、続けていないと成果をあげられないことを教えてくれる。フウタの場合、そういうことが当たり前だと教えてくれる家族のサポートも大きかったと思う。自分が指導している選手の成長やチームの勝利は当然うれしいけれど、卒業していった選手がその先で活躍してくれるニュースはそれ以上にうれしいし、そういう選手やその家族に出会えることをありがたいなと思う。
　一方で、２連敗目を喫してしまった受験生のタロウ。先日、このブログにもコメントを寄せてくれた。タロウは大学受験を控えながら、この高校サッカー選手権で全国を目指していた。調子が良いと聞いていたし、期待していた分、残念。俺も選手権で負けてしまったときにすごく無力感を感じた覚えがある。受験勉強への切り替えに少し時間がかかるかもしれないけれど、次の進路をしっかりと見据えて頑張ってほしい。勝っても負けても、サッカー人生は続く。タロウのプレーはすごく好きだったから、またいっしょにサッカーしよう！

◇体育祭◆
　本日、吉原商業高校の体育祭。非常勤講師として体育の授業をもたせてもらっているので、お手伝いをさせてもらいました。すごく楽しい一日でした。

　　　　　　　　　　　↑一番の盛り上がりもみせた３年生のＳＬ（クラス全員による百足競争）
　カナダからきた外国人講師（英語担当）の目にはどのうように映ったのでしょうか？