富士スポーツクラブ

2022カタールワールドカップ

グループリーグ第３戦

日本がスペインに2-1で勝利

歴史的な勝利！

今回のスペイン戦の勝利で、日本がスペインに肩を並べたとは誰も言わないだろうけど、まだ浅い日本サッカーの歴史で、育成の成果も少なからずあったはず

そう思いたい！

そして生きているうちに、スペインと肩を並べたなと思えるゲームを見たい！

グアルディオラが言っていること

スペインサッカーコーチングコースで最初に学ぶこと

　

　プロは試合に勝つこと

　育成年代は選手を育成すること

　育成年代の優先順位

　１.たのしむ

　2.競争する（ベストを尽くす）

　3.学ぶ

　4.勝つ

パスは通ればいいってもんでもない

通った先で味方が相手のプレッシャーに苦しんでたらいいパスだったとは言いがたい

だから自分に引きつけるとか、パスでも逆をついて

なるたけ味方をフリーにしてパスをつなげていくことを推奨したい

一方で相手を引きつけようとすれば

そこでボールを失くしてしまうこともあるから

引きつけるとか、逆をつくとか、あまり余計なことはせずに

できるだけはやく正確にパスをつなげていくことを推奨する

と考える人もいる

パスをつなぐ、にもいろんな考えをする人がいる

好みな話

でもこういった考え方の違い、好みの違いが

表現されるものに大きな違いを与えるなぁって話

フットボールの現場でコーチに

考えろ！アイディアを出せ！

と言われても

選手が

与えられた正しさを答えとして受け取ることに慣れてしまっていて

答えは常に他人が持ってしまっていると思ってしまっているとしたら

それはかなり難しい

フットボールは正解のないプロセスの繰り返し

それがフットボールの魅力

選手は

考えろ！とかアイディアを出せ！なんて言われなくても

フットボールに魅せられてひたすらプレーを追求する

そういう状態を作り出すのがコーチの役目

選手がフットボールの不条理に挫けそうな時にそれでも前向きに取り組めるよう

励まして励まして励ますのがコーチの役目

かなと

コーチングについて考えるとき

なんのためにあるか

どんな種類や内容のコーチングがあるか

何に対してのコーチングがあるか

などなど

わりと早めに

選手のミスについて考えることになるけど

ミスしたくてミスをしている選手はいない

という前提は当たり前だけどすごく大事だなと思う

「相手を見てやれ！」

ってプレーの失敗に対する指示への違和感

プレー中に相手なんかいちいち見てやってたら間に合わない

見えている、見えているけど見えてふりができているっていう状態にすでにしておくことが大事なんじゃないかなと

それがまだできないから、それができない状態だから選手は困っている

それを選手も気付かぬうちにできるようにする、できる状態にする、そうなるようにサポートするのがコーチの仕事じゃないかなと

フットボールに命令は似合わない